*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*
もしかして嫌な予感が当たったかも。
「竜憧くん、彼女いるの?」
「………い…いないと思うよ」
声が上擦ってる。
「えー、信じらんない!もったいなー!ホントに狙っちゃうよ?いいの?」
竜憧くんはモテるって教えてくれたさっちの言葉を思い出す。まざまざと見せつけられた。
「い、いいんじゃない……?私は関係ないし……」
そう答えながら奥歯を噛み締めていた。そうしていないと、何かを叫び出しそうだった。