ろ う そ く


「まぁ、進むか止まるかは、美輝次第やしな。
武山に会いに行くんやったら、いつでもついて行ったる。」



「ありがとう~。」





絢音は昔っから、いつでも冷静な目で私の話を聞いてアドバイスしてくれる。



私は、嬉しさのあまり絢音に抱き付いてしまった。




こんなに心許せる友達、絢音しかおらんょ。



< 38 / 221 >

この作品をシェア

pagetop