ろ う そ く

家に帰ると、1件メールが入っていた。


《佐伯先輩

地元が一緒とか、偶然やな。
また会ったら声かけてな!》



見てると、無口そうでツンとしたイメージの先輩は、全然怖くなんかなかった。



むしろ、優しい雰囲気だった。




《先輩も、地元この辺やったんですね!!
びっくりしました。
こちらこそ、また会ったら声かけてください。》



適当に文章を考えて、メールを送った。




はぁー。


チョコのラッピングは、明日しよう。



何故か疲れた私は、いつの間にか眠りについた。




< 61 / 221 >

この作品をシェア

pagetop