天満堂へようこそ -2-
「まぁいい、どうだ?おかしな所はないか?」

「腹が気持ち悪いだけだ」

「しばらくすれば落ち着いてくる。それまで固形物は食うな」

「嘘?」

「嘘を言ってどうする?まぁ人間ならば大分時間はかかるだろうが、お前は魔人だから回復はかなり早いだろう。魔力の方はどうだ?」

「あぁ、殆ど戻ってる感じがするが、お前と奏太の血のせいか質が変わった感じはするな」

「すまん。あぁするしか助ける方法が浮かばなかった」

「お前が来る前にな、天王が来て謝っていった。その時に通信で親父とも話したんだが......」

「マー坊はなんて?」

「結婚おめでとう」パッカーーーーーンとスリッパで叩く。

「アホか!冗談だ。量にもよるがそのうち混ざって消えていくのが普通だと言われたが、そうでなければ力が強くなるだけだと笑われただけだ」

「そうか」

「気にするな、お前は俺を助けた。それだけで良いんじゃないか?」

「あぁ、結婚はしないがな!」

「ですが姫、そろそろいたしませんと婚期というものがございます」

「おい、次に言ったらお役ごめんにするからな?」

「失礼」
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