君と罪にキス【加筆修正・番外編追加】



「森野さんのことが、好きだ」


私の答えは、1つしかない。


「私も、好き」


あの黒板に書くだけだった想いを、やっと伝えられた。


「森野さん……目、閉じて」


言われるがままそっと目を閉じれば、さらりと伊織君の髪が頬をすべって。




熱いキスが、ふってきた。



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