その恋、あと3センチ
3m






「.........」





どこだ、ここ.......。




薬品の匂い?




独特な感じ.......




なんで私こんなとこで横になって.......









あっ!







思い出した。





私先生の授業の後、席から立ったら倒れたんだっけ?







その時に打ち付けたのか、腕が少しばかり痛い。





ってことは、ここは保健室か。






私は起きた上がった。







「.........わ、びっくりした。
急に動かないでよ」





するとベットの脇に座って本を読んでいたのか、青くんがいた。







「てか病人は大人しく寝てなよ」






青くんはそう言って手にしている本に目線を戻した。






「.....ごめん........」








じゃなくて!






「.........なんで青くんが?授業は?」






そうだよ、きっと今授業の時間.......






「何言ってるの?もう放課後だよ」






青くんは当たり前のように言った。








..........放課後?





ほう、かご.........






「あぁ!!!!!」







私は叫んだ。





「何もう。」




そんな私に青くんが面倒くさそうに声を上げる。








「ばっ、バイトっ!」






私は小声で青くんにそっと言う。







「あー、休みの連絡入れといたよ。
流石に倒れた後は無理でしょ」





「前もらったこれに電話番号書いてあったから俺が連絡しといたよ」青くんはそう言って私のキャバクラの名刺を出した。






あれは、確か何かあったらと一応渡して置いたやつだ。




まさかほんとに何かあるとは......





青くんが私の保護者に見えてきた......。







「でもっ、行かなきゃ.....」







私がそう言ってベットからお利用とすると青くんは止めた。






「バカじゃないの?
仕事詰めすぎ。少し休まなきゃ死ぬよ」






死.........



「そんな大袈裟な.....」





「大袈裟じゃない、てかもう新聞配達辞めろ」






「え、なんで.......」





「無理しすぎ」







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