ぬいぐるみ
「い、いや…」


なにかが来る。ここに。


危険を察知した私は布団を被ってただただ震えるばかりだった。



その間にも音はやまない。




ズズズズ………




ズッ……


ゴトッ





え?ゴトッって鳴ったの?その音はなに…?




ギギギィ……


ぬいぐるみは考える暇は与えてくれない。



扉を切ろうとして来たのだ。



音で分かる、私の人生のカウントダウン。




くそっ……!オススメされなきゃ良かった…!!!





でも、今さら後悔したって殺されちゃうんだよね…
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