青年と遊女 ~再会~
「そうか、ならしょうがねーな。ほらあの隅を見てみなよ。ソファーに座って一人後ろを向いてる子がいるだろ?」

まるで牢屋の様に組まれた柵の中には、綺麗に着飾った少女達がソファーに座りこちらに笑顔を振り撒いていた。

だけど確かに一人だけこちらを向いていない子がいる。

「ジョゼフィーヌ!」

横の男が叫ぶと、その女の子は振り返って…
微笑みを浮かべた…

ただの微笑みじゃない…

みぞおちをザワザワさせるなんとも言えない感覚が襲う。心を一瞬で持ってかれるそんな妖艶な微笑みだった…



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