ヘタレな貴方と強がりな私


「そうちゃん!」


階段下で待っててもらっていた
小鳥遊くんの姿を見た途端
今にも転げ落ちるか、という勢いで
降りようとする奈津


「なっちゃん、危ないよ」


小鳥遊くんが受け止めてくれ
なんとか大事に至らなかったが
そんなに会いたかったのかと苦笑いしてしまう


奈津を挟み、手を繋いで歩く
今日の話を
私と小鳥遊くんに話してくれ
いつも以上に奈津は楽しそうだ

小鳥遊くんは嫌な顔一つせず
奈津の話を聞いてくれる
小鳥遊くんって、子供に好かれるタイプ?
子供が嫌いっていうわけじゃなさそうだ


アパートに着き
私は食事の準備
奈津は小鳥遊くんと遊んでいる

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