1000年後の世界に
2日後私以外のマスター、悠達のマスターからどこから来たのかが分かってきた。

北の方という事だった。

そちらの方にあるのは東北町くらいだった。

大人達は準備がはやかった。


早朝5時


私達は東北町に向かって出発した。

馬車の荷台に私達4人が乗り少し後ろから大人達が付いてきた。

けど疑問なのがたった2人だけだった。

もっと来るのかと思ってたのに。

「ねえ、おかしくない?どうして大人の人はこっちに乗らないで前線に私達を乗せるの?普通に考えて大人と一緒に乗るか大人が前線に来るはずよ」

「たしかにな。」

皆が同じ疑問だった。

「俺さこの間聞いちゃったんだよ。」

くらい顔をして柊がいう。

「なにを?」

「俺達はもう家には戻れないかとしれないんだ。」

「柊どういう事。詳しく話して。」

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