愛していました
再開
「お母さん、お墓参りに行こうか」



あれから父は若くしてガンで亡くなった


祖母と父の墓参りが毎年の行事だ







「晴哉…」




思わず声がでてしまった




目の前に晴哉がいた








「青海…?」






「久しぶり」





「おう。」





「…」





「あのさここで会うとは思ってなかったけど次会ったら言おうと思ってたんだ

俺、やっぱり好きだ」





ほらね、君はいつでも真っ直ぐだ


可愛いくらいに素直だ






「そんなの…私もだよ」





あの子も喜ぶかな?
ママとパパが再開したことに




そうだといいな
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