空色キャンディー
先生が教室に入って来てからも、

授業が始まるチャイムが鳴ってからも、暫くの間、

まさか、あんなにアッサリ「いいよ」って言ってもらえるなんて思ってなかったから、自分から誘ったくせに夢心地で。

放課後になる、そんな当たり前の事を想像するだけで、自分でも頬が紅く染まっていくのが分かった。
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