Night LOVE
転校生


眠い。


「ふあー。」

大きなあくびを一つして席に着く。
この頃変な夢を見る。

昨日の夜もまた、同じ夢を見た。
青く光った目をこちらに向け、涙を流す女。


「アイリ。」


と、小さく呟く。

いつもそこで目が覚めてしまう。


こうして、夢のことを考えていたら、
名前を呼ばれた。
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