❁お前だけしか、好きにならない❁

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そして、文化祭開始!!




私達宣伝係は、人が多そうな校門を入ってすぐの所で宣伝を始めた




「1-2、お化け屋敷やってます!来てくださいね!」




ニコッと笑って宣伝用につくったチラシを配る




「お化け屋敷やってます」





そういって、ニコりともせずただチラシを配るだけ





「今から行ってきます!」





それでも、顔がいいからか女性の人は
チラシを貰うと顔を赤くして、行くと
言っていく





ちょっと、胸が痛むけどクラスの為だし、
頑張らないと!




そう思いながら、チラシを配る




そんな時、





「アリスさん!かわいーね!」




小さい、幼稚園生くらいの男の子と女の子が仲良く私の所へと駆け寄ってくれた




「私?全然可愛くないよ?あっ、怖いの大丈夫?これは、お化け屋敷だから怖いよ」





そう言いながら男の子と女の子に紙を渡す





「僕、怖くないもん!僕は菜々花(ななか)を守るんだ!」




自信を持って隣にいる女の子、菜々花ちゃんを守ると言った男の子




可愛いなと思った




「お名前、何ていうの?」





「僕、晃(ヒカル)って言うんだ。あと、菜々花」




「そっかー、晃くん偉いね。菜々花ちゃんを守ってあげてね!」




「うん!」





「じゃあ、今日は楽しんでね!」




「アリスさん、バイバーイ!」




手を振ってバイバイする2人は、ホントに可愛くて、小さい子が好きな私はホントに癒された




よし、また頑張ろ!







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