【完】私の甘い彼氏様
「やっと着いたぁ~!」
「たっけぇよ、この山!」
「じんぢゃう~」
「雛乙、うるさい」
「なによ、翔大!」
あーあ。
また始まったよ。
雛乙ちゃんと翔大くんの喧嘩。
私達は遠目からあきれて見ていた。
もうつっこむ気力すらない。
「お前ら、お疲れ~」
私達の担任の山瀬先生が来た。
「えっ先生!?」
「なんでここにいるんですかっ?」
そうだ。
先生はさっきまでチェックポイントにいたはず。
私達が一番乗りだったからそのあとの班を待っていたら、普通、私達より遅くなるよね…?
まさか先生、実はめっちゃスポーツマンとか!?
「先生って、スポーツマンなんですか!?」
私が先生に聞く。