【完】私の甘い彼氏様
ただ、当たり前だけど隣を歩いているのに手を繋いでないのが悲しい。
そんなことにいちいち傷ついてる場合じゃないのに。
だって、碧の誕生日はすぐそこだから。
私は変わるって決めたから。
「美亜はさ、ぶっちゃけ今は橋戸のことどう思ってるの?」
そんな私に険しい顔をした碧が聞いた。
橋戸くんのこと…か……。
「言いづらかったら言わなくてもいーから」
そう付け足した碧にフルフルと首をふる。
言いづらいけど、碧には言いたいと思った。