君がそばにいてくれるだけで。
「えっ、ちょっ、暴れないの」

お構いなしにジタバタ暴れる、

「ね!お願い!離して。離してよぉ……。」

「ごめん。凜華ちゃん、この手離したくないや。すこしでも助けになれない?」

目をぱちくりさせて黙る。

よくよく見ると可愛い顔だちしてる。

もっとよくみると頬のアザは隠し切れていないことがわかった。

「あはは。もう遅いよ、私は貴方の優しさに触れちゃったのよ、ほら見て」

そういってブレザーを脱ぎ、ブラウスの袖のボタンをはずして腕をまくった。

酷い。

アザが

しかもたくさんだった。

「これを見ても引かない?引いたでしょ。これでもう近づかないでね?」

引くわけない。じゃん。

「引かないよ。大丈夫だよ。ちなみに言うけど」

俺もうでをまくって見せた。

「俺は父親に暴力受けられてるよ。幸い顔はないけどね。同じだね」


「は?」

また目をぱちくりさせる。

「え、ええ!?ん!?」

「ホントだって!」

「貴方も?傷大丈夫なの!?消毒とかしてる?膿になったりとかない……?」

自分より人を優先的にする人なんだ。

辛くても前を向いて生きていける人なのか?

「大丈夫だよ、毎回消毒してるから。」

ほっとした表情を見せる

「良かった。」









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