アラビアンナイト


「そうなのよね。土曜日の買い物の時だって…」

そんな会話もスルーで、真剣に悩む私。

「だったら、俺が抹茶頼むから、ありすは紫芋にしたら?で、半分食べたら交換ね」

なかなか決められない私を見かねたのか、そう言いながら奏太がさっさと注文してしまった。

「えっ!?」

「ありすが決めるの待ってたらバス出発しそうだし」

そう言って、また笑われた。


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