アラビアンナイト
数分後に、今回の校外行事に同行していた学園長からの、なっが〜〜〜いお話が始まった。
超退屈だし、お腹が減ってる上にカレーの良い香りが辺りに充満している。
軽い拷問だ、これは。
小さくため息をついて、食堂の遠い一角にあるお立ち台に立つ学園長から視線を外したら、真向かいにいるジェイクと目が合った。
さすがに今は斧田さんも学園長の方に体を向けていて、その視線ですら、遠くの学園長に向けられている。
そのために、背後に座る状態になっているジェイクにまで目が届いていない。