アラビアンナイト
「う、うん。もし私が本当にジェイクのことが好きだったらってことだよね?」
私が素直に頷いたからか、斧田さんの口調が少し穏やかになった。
「幸い、まだ彼に対して恋愛感情はないんでしょ?」
真剣に聞かれたので真剣に答えた。
「うん」
「だったら、今のうちに彼との関係はきっぱり断ち切るべきよ。彼のペースに乗せられてるうちに、うっかり本気で好きになっちゃったら、貴女が辛いだけでしょう?」