アラビアンナイト


テーブルの真ん中には奏太と真田君がグリルを挟んで向かい合って座っている。

「焼くのは俺たちに任せろ!」

真田君が白い歯を見せてニカッと笑った。

私たちはお言葉に甘えることにして、奏太を挟んで両脇に私と忍ちゃん。

真田君を挟んで両脇にジェイクと斧田さんという席になった。

忍ちゃんが斧田さんの正面に座ったから、自然と最後まで空いていた私の向かいの席に、遅れて戻ったジェイクが座ることになったわけだけど…。

うぅ…ちょっと緊張する。

今はまだ、ご飯を食べるだけだっていうのに…。

目の前に座るイケメンにこれから自分がしでかそうとしていることを思うと恐れ多いというかなんというか。

まぁ、そわそわしちゃうわけです。

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