君は僕の救世主、僕は君の救世主。
君の救世主、僕の救世主。
またスリッパだ。
シューズ無いんだ。
…暗い顔してんなよ…。
こっちまで悲しくなるだろ?
だけど誓ったんだ。
親友になるって。
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「俺らの絆は日本1!……覚えてっか?」
覚えてなかったら泣くぞ?
「…お…覚えてる、よ?」
なんでそんなに怯える?
お前にとって、俺はそんなに怖い存在か?
なら、変えてやる。
お前のとなりで、また笑えるように。
「助けに来たよ。君は僕の救世主。ぼくは君の救世主……だろ?」
すると、うっすらと涙を浮かべこう言ったんだ。
「ありがとう」
ただ一言。
真っ直ぐ俺の目を見て。
そして、2人で教室に入る。