愛しているのは・・貴方だけ

「お前ら、二人は俺だけ外して。」
「だって、宏綺は、直綺君に
怒っていたから。
でも、乙香を大事に思ってくれて
嬉しいのよ、私は。」
と、ママは言った。

私は、私の情報を
知られていて恥ずかしかった。

「それで、式場は俺のダチに頼んで。
ひと月後を押さえた。
親父や彩さんは、
呼ばないといけない人は?
それと、彩さん、乙香と
ウェデングドレスをみてもらって
いいですか?」
と、直綺さん。
パパは、
「俺のとこは、
   各店舗の幹部だけ。」
ママは、
「私も、乙香を可愛がってくれた
スタッフだけ。
それと、明日でも大丈夫?ドレスは?」
と、訊ねるママ二直綺さん
「はい、問題ないです。」

乙香は、
「話が早くて・・凄い。
私は、律華と律華の婚約者の義人さん
蓮翔と蓮翔の秘書の玲衣ちゃん
後は、幼稚園の先生方。
園長先生には、招待状ができてから
話した方がいいよね。
明日なら、ママ行けるよ。」
と、話した。
「園長先生に話すなら
   俺も一緒がいいか?」
と、直綺さん。
「大丈夫だよ。一人で。」
と、話した。
だいたい、話が決まったとき

直綺さんが、ソファからおりて、
私の前に膝づき・・
「遠山 乙香さん、
改めて
俺と結婚して下さい。」
と、言って
四角の箱を開けて、指輪を見せた。

私は、パパとママを見てから
「はい、よろしくお願いします。」
と、言うと
直綺さんが、私の右手の薬指に
指輪をはめてくれた。

ママは、それをみて涙を流して
喜んでくれた。
私も直綺さんに抱き締められた。

・・幸せ!!・・・

  こんな、幸せで

   ・・・・いいのか

         ・・心配
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