君に初恋………ー母の遺した宝物ー
★美子side★

カバンから、携帯を取り出しどこかに電話をかける。


トゥルトゥルトゥル、プツン。


(美子です。子供達が廉くんのことに気づきました。)


(そうか。)


(廉くんは、結希子が死んだのは自分の責任だと、責めてます。)


(それは…いけないね。わたしが、なんとかしょう)


(お願いします守さん。)

ピッ。


電話を、終えまた、カバンに携帯をしまう。



「楽しくなりそう!!」

微笑む。
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