君に初恋………ー母の遺した宝物ー
気づいたら、俺はベッドの上で横になり俺の手を、握りながら眠ってる優瞳がいた。

優瞳の瞼。潤む涙が落ちてくる。



たくさん、泣かせた。


ぎゅっと、手に力を込めると優瞳の瞼が見開く。


俺を捕らえて離さない。


「良かった。


生きてて良かった」


また、大きな瞳から涙が零れた。


泣きじゃくる優瞳が儚く見えて気づいたら



抱きしめていた。



驚いた顔の優瞳と視線を交わす。


交わる瞳…………




「れっくん。私、れっくんともう一度幼なじみになりたい。


それと、同時に貴方に



恋をしてもいいですか…?」


返事の変わりに触れ合う唇と唇。



いろいろ、すれ違いもした。


いろいろ悩んだりもした。


君に触れられないと、思ってた。


この、命を大切にしたい………
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