いつの間にか 好きだった
朝 起きたら 戸田さんは居なかった
本社の方で仕事なんだろう


寝にわざわざ ここに来たのだろうか?


やっぱり 戸田さんの考えてる事がわからない


まだ働かない頭 ベットの上でしばらくぼーっとしていた


携帯がなりだした
この着信音は お母さんだ


ため息を付いて 電話に出た


「はい。」


「まだ寝てたの? 亜紀!彼氏がいるなら言いなさいよ!今度 連れてくるのよ。」


彼氏がいるなんて 一言も言ってないし
昨日の会話で どこをどう捉えたら 彼氏がいる事になるんだ?


呆れて 言葉が出ない


適当に返事をして 電話を切った


朝から 疲れた
二度寝しちゃおうかな〜


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