彼岸花。
キィ。キィ。


ブランコは、揺れる度に音を立てて。


それがなんだか、とても切ない気がした。


なんで、今。


あの記憶が頭に浮かんだんだろう。


1粒。また1粒と涙が零れる。


1年経った今でも、まだ君を忘れられない。


思い出す度に泣いて。


前に進むなんて、口だけだ。


なにも進んでないじゃないか。
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