白と黒〜2つのリストバンド〜
「ほら、連れてってあげるから」


男子は私の手を引いて走り出した。


というか何気安く触って…


というか廊下走ってるし


引っかかることが沢山ありながらも私はついて行った。


「ここがうちの体育館」


男子は大きな体育館の前まで連れてきてくれた。


「…ありがとう」


「どういたしまして」


私はお礼を言うと体育館の中に入った。


「君さ」


私が歩いき進んでいると男子に声をかけられた。


「今日の対戦校の人だよね」


「うん」


「名前は?」


「………島崎…栞奈」


「俺ここの男バス部員の澤口圭太きっとまた会うからその時はよろしくね。栞奈ちゃん」


「…………うん」


悪い人じゃないみたい。


私は返事をして更衣室に入った。


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