幼なじみから溺愛されてます
「な、なんで?」






蓮の言葉の意味がわからず首をかしげる。






「だって相談ってそのことでしょ?
付き合うから、今まで通りはできないって」






ここでやっと蓮が

勘違いをしていることに気づいた私。






「ち、違うよ。
告白されたからどうすればいいか相談しにき
たの」






慌てて訂正する。





え…というとう〜んと考えはじめる蓮。






「じゃあ、まだ返事はしてないってこと?」






と、

すこし距離を詰めて真剣な顔できいてくる。






「う、うん………」






手を伸ばせば触れられる距離に熱くなる顔を

感じながらもなんとか答えるわたし。
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