【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
気がついたらいつの間にか、かーくんにお姫様抱っこされてる私。
どこから現れたのか知らないけど、まさかこんなタイミングよく彼に見つかって、捕まるとは思わなかった。
それにしてもかーくんたら、いつの間にか私のこと本当にキャッチできるようになっちゃったんだ。
昔は押しつぶされてたはずなのに…。
「…なっ、なんでここにいるの?」
私が戸惑いながらたずねると、彼は呆れたように笑いながら言う。
「バーカ。お前の行動パターンなんか全部把握してんだよ」
「…っ、」
うぅ…。悔しいけど、かーくんには全部読まれてるみたい。
「またバカって言った〜!」
「いや、バカだろ。こんな窓から飛び降りるとか。
ケガしたらどうすんだよ。ったく」
「ケガなんかしないもん。これくらい余裕よ」