カラフル

ブルー

紫音 side



貴方が好き、本当に好き


「紫音ちゃん、こっちおいで」

「なーに、遥希くん」


近づいた私を優しくぎゅっと抱きしめてくれる。


「あー、好き。すっごい好き」


「私も好きだよ、遥希くん」


周りから見たらただのバカップル。

だけど、違うんだ

周りには絶対に言えない関係。


抱きしめてくれる遥希くんに少しでも私の薫りがつくようにスリスリしてみた。


…うわ、嫌な女


「ん、何か甘い匂いする。」

「この香り、好き?」

「もちろん」


遥希くんが私の首元にかぷっと噛み付く


紅い花が一輪づつ咲いていく


遥希くんが私にくれるアイカギ


いつか、遥希くんの心のがほしいな


それまでは貴方が私にくれるアイカギを大切に持っておくね。


F I N .
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