私の存在価値
Part7 新たな出会い
〈夢音side〉

私「ん…。」

ここどこ?あ、蝶燐の人達と車乗ったっけ。それで寝ちゃったのか。
このベットふかふか〜。
ふわぁ〜。寝足りないなぁ。もう一回寝よっかな。
ということでおやすみなさい。

ガチャっ

奏汰「起きたかぁ〜?」

私が寝ようとした時に誰だよ!
チッ、またあいつか。

奏汰「なんだ起きてんじゃねえか。起きたんならさっさとこっち来いよ!」

そう言ってやつは扉を閉めてどこかへ行った。
あーぁ。眠気覚めちゃったじゃない。 しょうがない行くか。
そう言って私はベットから身を起こし立ち上がった。

その時
ゴホッ。急に咳が出た。咳を押さえていた手に何か違和感を感じて見てみた。すると

私「なに…これ。何かの冗談…?」

そこには血がついていた。その血は明らかに自分の口から出たものだった。

私「と、とにかくこの血を拭かないと…。」

そう言って机の上にあったティッシュで拭いた。
このティッシュをそのままここのゴミ箱に捨てるとまずいと思い
ポケットに入れることにした。

私「…このことは黙っておこう。私の問題だし。」

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