表情をなくした少女
3章

私のこと好きなの!?

遠足の日…………








私ゎ麻由里ちゃんと2人でハイキングを楽しんでいた。


その時、


「美那ちゃん。」


「はい。」


知らない男の子に声をかけられた。


「ちょっとこっち来てもらってもいいかな?」


「え、う、うん。」


ついていくとそこゎ誰もいない、誰も通らないようなところだった。


「どーしたの?」


「あの、さ、俺、神田 智って言うんだけど。」


「あ、うん。智くんね。」


「うん、それでさ。」


「うん。」


「「……………………………」」


「あの、話ないんなら行くんだけどいいかな?」


「いや、ちょっと待って!」


「じゃあなにかな?」


「あの、俺、美那ちゃんのことが好きなんだ。」



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