砂時計。- あなたでよかった -
序章
「もう会いたくないの…」











…どうしてこうなってしまったの。










「華子、待って。話聞いて。」






好きだけど、









「…別れよ、無理だよもう、」










この人といるのが、怖い。











「なんで?俺なんかした?」












違う、違うのそうじゃない。













「…元々、芸能人と一般人だよ?無理に決まってるよ。」














あたしが、あなたをダメにしてしまう。













「そんなの関係ねぇよ、。」















あたしだってそうだけど。












きっとあたしはいつか、この人を暗闇に落としてしまう。













一緒に落ちてく自信なんて、















「とにかく無理だから…!」












そんなのあるわけない。














「意味わかんねぇよ!」














ごめんね。













「…バイバイ。」



















「…俺は…!こんなことになるために華子を好きになったんじゃねぇ!」











ありがとう。


















悠人…。
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