レンタル彼氏
「いらない」
















「ご飯もいらないし、この家から出ていくから」






『なんで!?どっか行くの??』





「いかねぇよ」







『じゃあなんでっ…』
















「ナナ」
















こうやってお前を呼ぶのも最後。
















『何??』
















「じゃあな」
















ガチャッ…








バタンッ…
















俺は大きな荷物を抱えてナナの家から出た。
















「修斗さん」




「おぉ!!久しぶりだな永遠。どした??」






「…別れちゃいました~(笑)」





「永遠。なんで…」

「まだ俺の事好きじゃないって…」





「……永遠はそれでいいのかよ」

「だって無理に付き合わせるのもアイツが可哀想でしょ」

「…今日は泊まっていけ。」

「…ありがとうございます。」

「お前明日は学校行くのか??」

「ぃや…休みます」

「わかった」










今日はここに泊まらしてもらうことにした。
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