辛 恋

大翔さんは、朝から
私を翻弄して
久しぶりの快楽に
二人で溺れた。

「‥‥‥もぅ‥‥むっ‥‥り‥‥」
「まだだ‥‥まだっ‥こころっ‥‥」
大翔さんは、何度も腰を打ち付けて
二人でいった。

「‥‥ハァ‥ハァ‥心っ‥愛してるっ‥」
「‥‥‥わた‥‥し‥‥も」
大翔さんは、ギュッと私を抱き締めて
「もう、少し待っていてくれ」
「はい。でも、もう無理をしないでね。」
「ありがとう、看病してくれて。
これで、また、頑張れるよ。」
「良さんにお礼をいわなきゃ。」
と、言うと
「そうだな。」
と、大翔さんも言った。

私達二人は、日曜日は
大翔さんの部屋でゆっくり過ごした。
< 31 / 60 >

この作品をシェア

pagetop