Death carried
「この野郎!」

語る舌など持たない。

反論するのももどかしく、ジェイソンがストーンコールドに襲いかかった!

大きく振りかぶった拳を叩きつけようとするが。

「!?」

ストーンコールドは姿勢を低くして、ジェイソンの腰にタックル! 

そのまま彼を持ち上げ、足元に叩き付ける!

「大振りのパンチだな。そんなもんが実戦で通用すると思ってんのか?」

テイクダウンしたジェイソンの上に圧し掛かり、拳を振り下ろし続けるストーンコールド。

ジェイソンは防御に徹するしかない。

「ジェイソン!」

すぐさま助けに入るバニング。

しかしストーンコールドは素早くバニングへの迎撃に切り替える。

バニングの片腕を摑み、同時に彼にボディブローを叩き込む!

そのままバニングの突進力を利用して、投げる!

バニングもまた、床に叩き付けられる事となった。

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