プラネタリウム

甘い罠

こんなに北斗と長い時間を過ごすのは初めて。

色んな話しした。
くだらない笑い話がほとんど。

私達は変な顔になるカメラアプリで自分達を写してとにかく笑ってた。
待受画面にした二人の変な顔。

たくさん笑ったし、バイトに色々あったからか知らない内に寝ていた。

気付いたら朝の5時。
しかも私ベッドに寝てる…。
横には北斗…。
気持ち良さそうに寝てた。

愛しい…。

だけど私…ズボン変わってる?
デニムはいてたのに…ハーフパンツになってる…

プチパニックだ。

記憶にないだけでもしかしたらもしかした…?

ゴソゴソしてたら…「起きたの?」

………記憶にないなんて言えないし………

「デニムじゃ疲れると思ったから着替えしなって起こしたら自分で着替えてたよ」だって…。

記憶にない…。

「そうなんだ…」安堵したよ…。

その時、北斗にベッドに倒された。

ドキドキ…ドキドキ…

優しいキス…

から激しくなっていく…

私はこの日、北斗と体を重ねた。

好きな人とする事はなんだって愛しいものだね。

私はきっとこの甘い罠から抜け出せない。

どんどんハマっていく…。

深く深くハマっていく…。

北斗なしの生活はもう考えれないほど…

好きで好きで…。好きすぎて…。
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