あなたに言いたいことがあります
「天気は晴れ!ポップコーンも買った!香奈とおそろいのカチューシャ!
よし、行こう!」



卒業旅行当日。



先生たちもめんどくさいのか、さっさと遊んで来い!の一言だった。



「あ、うん」



「朝から元気だな」



「朝四時に電話してきて、もう大変だった・・・」



「あー、おつかれ」



テンションが低い三人を置いて彩璃はポップコーンを食べ、次はキャラメルでしょうゆバターとかぁ、なんて言いながら晃音にしがみついている。


「佐藤さん最初何に乗る?」


「コーヒーカップとか?」


宮澤はそうしようか、二人とも!行くよ!朝からにぎやかなこの遊園地にはいつもの声では届かないと宮澤は思ったらしく久々に声を張っていた。



「瑠維の大きい声久々に聞いたわぁ」


「たしかに」



「そーゆーのいいから行こうよ」



そうだねー、とかいいつつ先に行く彩璃と晃音。


自由人だなぁと思いつつ二人のあとについていく。



はっ!と思いだしたのか彩璃は私に駆け寄ってきた。
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