超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
響くんに対する疑惑は広がるばかりで……
なのに、なのに……フォローしてくれるどころか………
響くん……口数が減っていき……2人でいても、冷たいしらけた空気が漂い……
本当にもうダメなのかも知れない。
愛理が言った。
「私が察するには、響くんの夜中の外出は、どうも1日置きにしてるみたいだよ、
月、水、金が怪しいよ…… 」
どこかに……一人暮らしの女子大生とかいるのかな?
……で、そこに通ってる?
嘘!嘘だ!いやぁ~響くんは……響くんはそんな男じゃないよ~