暗殺少女は最強の青年を狙う。
story2.
コップに水を注いでうがいする。

あぁ。気持ち悪い。というか、あいつ何なんだ。

速さ、力の強さ、諸々全部僕を上回ってる。

あれじゃあ、僕は簡単に消される。

僕がかかって行ったら即返り討ちだろう。
どうする、どうする、どうする?


どう......す。

周りが暗くなったかと思えば、抱きつかれた。

背後を取られた─ッ!

「だいじょうぶですよー?私はあなたを傷つけるようなことはしませんのでー。」



いやいやいや。
嘘だぁぁぁぁ!?

いや、君さっき僕に吐かせたよね?
あれ、傷つけるって言わないの!?結構苦しかったし死んじゃうかと思ったけど!?




ほんとに何なんだろうこの人。
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