3年前の君へ 〜下駄箱536の1つ下の秘密〜
そして、俺の高校時代を思い出す。
・・・やっぱり、いない。
俺の高校時代の思い出の中に、目の前の彼女はいなかった。
(あくまで夢の中での話。)
『同じ高校だったの?』
半信半疑といったような声で、彼女がアルバムを開き始めた。
『・・・嘘。』
暫くして、彼女があるページで指を止め、驚いていた。
『これ、私だよ。』
彼女がそういって、指さしたところに顔を向けた。
その瞬間、なぜかスローモーションになった。