堅物男子と甘い恋




「あと5分…いや10分…」



「何を言ってる…。お、おい、布団に引きずり込もうとするな!」



先輩は慌てて私から離れる。



「北野…いい加減起きてくれ…。というか早く着替えて勉強に取り掛かってくれよ。」



「んー…無理ィ…」



まだお布団でぬくぬくとしていたい。


「おい、いい加減にしろ…」



すると先輩はハァ、とため息をついた。




< 191 / 475 >

この作品をシェア

pagetop