堅物男子と甘い恋
「…おい。何しに来た。」
少し怒りを含んだ声の先輩。
や、やばい。バレてる。
「いやぁ、カイチョーさんの告白現場気になって見に来ちゃいました。ね、舞花センパイ。」
わ、私は強引に連れてこられただけなんだけどなぁ。
そう思うが、きっと先輩には関係ない。
「それにしても紳士でしたね。カイチョーさん。あの女の子しばらくは諦めれないでしょうね。」
嫌味ったらしくニヤニヤする加藤くん。
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