堅物男子と甘い恋
宣戦布告




根島 亜子side




生徒会長の小松先輩の告白を聞いて逃げるように走ってた舞花先輩の後ろ姿を見て、やった、思った。




「これでよかったのか?」



何も知らない小松先輩は呑気にそんなことを聞いてくる。




「はい、バッチリです。これでーーイジメはなくなると思います。」



私、根島 亜子は最低なことをしました。




< 331 / 475 >

この作品をシェア

pagetop