堅物男子と甘い恋



ーーピーンポーン



インターホンを押すと祐也くんが出てきた。




「あぁ、舞花と…小松か。来たんだな。」



「あぁ。」



先輩がいることに対してもっと驚くかと思ったけど意外とすんなり受け入れた祐也くん。




「で、どうしたんだ?」



「…ごめんなさいっ!!」



祐也くんに頭を下げる私。



「今日木村くんに会って全部知った。夏休みに祐也くんが言ってたことはホントだって知った。

ずっと疑っててごめんなさい。ずっと信じなくてごめんなさい!」




必死に頭を下げると祐也くんはため息をついた。



「なんだよ今更。もう、いいよ。」



頭をあげると祐也くんはとても辛そうな顔をしていた。




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