恋のシャッター
「あのねっ、人のことだと思って軽く言わないでよね~!?」
「はいはい、あ~もう無理、とりあえず食わせて?」
「……なっ」
勇斗はそう言うと台所前に行き、残ってたご飯をレンジでチンし始めた。
少しムスッとしたまま、私はとりあえずソファーに戻った。
「……それ何?」
「えっ?」
「まさか明日の準備?」
「……そうだけど?悪い?」
「今さらあたふたしたってしょうがないだろ?」
「うっ…うるさいわね」
……コイツの言う通りだ。
今さらあたふたしたってしょうがないのは分かってるけど、やっぱり自信ないし。
うつむきながら私は片付け始めた。
「いいんじゃない?」
「…はっ?」
「いつも通り、撮ればいいんじゃないの?」
「……いつも通り?」
「そう、おまえは昔っからどっか固い風に考えるとこあるからなっ」