ベル姫様と溺愛ナイト様
「あら?
あなたにとってベルちゃんはお姫様みたいな存在なのね?
それにしてもそのつれない態度、そそられちゃう。
ね?
今夜は私と遊びましょうよ……。
ベルちゃんの代わりでもいいから……」
赤いルージュが光る艶やかな唇を青年の耳に寄せ、そっと囁く。
女は自分の容姿に自信がある。
こうやって男を誘って断られたことなんて、今まで一度もない。
「姫の代わりなどとのまたるな。
おこがましい。
離れろ、俺に触るな」
心底嫌そうに、青年は女を自分から剥がした。
女はそれでも、まだ何かを口にしようとした。
「あんまりしつこいと、切るぞ」
冷淡な眼差しと放たれる殺気に、たじろいだ女は渋々席を立った。
よく見ると、彼はいつの間にか剣に手をかけていた。
本気だ……。
女は歩きながら、ちらりとその手元を見て恐怖で声をあげそうになるのを必死に堪えた。
あなたにとってベルちゃんはお姫様みたいな存在なのね?
それにしてもそのつれない態度、そそられちゃう。
ね?
今夜は私と遊びましょうよ……。
ベルちゃんの代わりでもいいから……」
赤いルージュが光る艶やかな唇を青年の耳に寄せ、そっと囁く。
女は自分の容姿に自信がある。
こうやって男を誘って断られたことなんて、今まで一度もない。
「姫の代わりなどとのまたるな。
おこがましい。
離れろ、俺に触るな」
心底嫌そうに、青年は女を自分から剥がした。
女はそれでも、まだ何かを口にしようとした。
「あんまりしつこいと、切るぞ」
冷淡な眼差しと放たれる殺気に、たじろいだ女は渋々席を立った。
よく見ると、彼はいつの間にか剣に手をかけていた。
本気だ……。
女は歩きながら、ちらりとその手元を見て恐怖で声をあげそうになるのを必死に堪えた。