冷姫〜冷たいお姫様〜
そう言った瞬間に2人は気を引き締めつつ、温かい優しい顔で微笑む。



「私は、赤ちゃんの頃に親に捨てられたの。それからずっと施設にいる。」



お父さんは優しく頭を撫でてくれる。



「それから、施設でもほとんど放置。。頼れる人も誰1人居なかった。」



2人は静かに聞いてくれる。



「私は冷姫なの。」



そう言うと2人は「ええっ?!」と声をあげてびっくりしている。
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