アンティークドール
黒猫がかけてきた
血まみれの身体でコスコスと頭をこすりつけて来る
真千の血を浴びた黒猫
俺は気が狂っている
【真千の血】を浴びた黒猫が【愛しく】見える
黒猫の瞳が怪しく光る
俺は身体が強張った
この瞳はアンティークドールの―‐
硝子玉のような不気味な瞳
こいつは―‐‐?
いつの間にか黒猫は消えている
俺は放心状態で家へ帰る
足には黒猫がつけた真千の血
俺はそのまま倒れこんだ
そして深い眠りに墜ちた